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4月に起きるメンタルの乱れに注意 五月病よりきつい!?四月病の正体
目次
皆さんも、『五月病』という病名を一度は聞いたことがあると思います。
ちょうどゴールデンウィークが明けた頃から何故かやる気がなくなったり、不安感や緊張感が続いてしまい、その精神的ストレスが体調不良となって出てくるという症状があります。
しかし実は、4月にも同様の症状が表れる方が見受けられ、これは『四月病』と呼ばれているんですよ。
今回は4月に起きやすいメンタルの乱れの原因とその対処法、注意点などをご紹介したいと思います。
4月に起きるメンタルの乱れ 原因は?
「3月までは元気だったのに」「頑張ろうと意気込んでいたのに」「自分では原因があまり分からないんだけど」
そう思って悩んでいる方、意外と多くいるのではないかと思います。
4月に起きるメンタルの不調には、いくつかの要因があります。
・環境の変化や新しいことを始める上でのストレス
期待に胸を躍らせて、やる気も溢れる4月。
実はその「やる気」や「挑戦」が原因となって、メンタルが乱れることがあります。
自分の中では前向きに頑張っているつもりでも、知らず知らずのうちに体や心が疲れてしまっている時があるのです。
慣れないことや新しいことに挑戦することは、意外と体力を使います。
そんな時、前向きな心とは裏腹に体力がついていかないと、体調不良を引き起こしてしまいます。
「なんでこんな時に体調不良になるんだ」「やることが溜まっているのに体調が悪くて頭が働かない」
そんな時間が続くことで、最終的には心も疲れてしまい、何もやる気が出ない状態を生み出してしまうのです。
また、その逆もあり得ます。
「本当はやりたくない」「挑戦してみたけど自分がしたい事と違った」「やりたいと思っているけど、上手くこなせない」
そういった精神的ストレスが原因で自律神経が乱れ、我慢し続けることで体調不良を起こしてしまうケースもあります。
こういった新生活や環境の変化によって自律神経が乱れるのが、四月病や五月病で一番多い原因です。
・人間関係 関わる方の変化
先ほど、環境の変化や新しいことへの挑戦が原因でメンタルが乱れると話しましたが、それと共に生まれるもう一つの原因が『人間関係』です。
例えば、会社に何年も勤めている方でも、4月は部署の移動や新入社員の入社など、関わる方が変わってきますよね。
新入社員もまた、上司や同僚など初めて関わる方が沢山です。
その為、4月には『人間関係で悩む人』が増えてきます。
「上司に言いたいことが言えない」「部下に言いたいことがうまく伝えられない」「会社で苦手な人がいる」
そういうよくあるような人間関係の悩みでも、新しい環境の中ではメンタルに大きな負荷を与えます。
そのストレスが溜まると「あの人に会いたくないから仕事に行きたくなくなる」「あの人と仕事をしたくない」「あの人と上手く関わりたいのに、中々分かり合えない」と、マイナスの感情でいっぱいになってしまいます。
やがて仕事自体が嫌になり、それでも仕事に行かなければいけず、いっそう精神的にストレスがかかることで、自律神経やメンタルの乱れにつながってしまうのです。
・季節の代わり目 気候の変化による自律神経の乱れと体調不良
冬から春に変わる4月。
私達があまり気づかないうちに、気候が原因で体調不良を引き起こしているケースは意外と多くあります。
今日はなんとなく気分が乗らない、倦怠感が酷い、テンションが上がらないなど、一見気の持ちように思えるこのような症状も、実は気候の変化が原因で起こることが多いのです。
人によっては、気候や季節の変わり目に著しく体調が悪くなることもあります。
近年は低気圧が原因で体調が悪くなる方も増えていて、「低気圧女子」「低気圧男子」と呼ばれることもあるんだとか。
このように、気候や季節の変わり目ということが原因で体調、メンタルが乱れる症状も四月病の原因の一つに含まれます。
4月にメンタルが乱れないために注意することは?
では、4月のメンタル乱れを防ぐためには、どういうことに注意したらいいのでしょうか。
・やる気が突っ走りすぎて体が疲れてしまうタイプの方
このタイプの方が注意することは、スケジュール管理・時間の使い方・休みの取り方の3点です。
沢山頑張って、「まだまだいける!」と思っていても、結構体は疲れているものなんですよ。
そのため、「もっと頑張れる!まだいける!」と思っても、あえてブレーキをかけて「しっかり休む」ことが大切です。
これは、体もですが心の面においても同じです。
リラックスしたり、楽しめる時間を設けることで心も休ませてあげましょう。
・心が疲れてしまって体調不良になってしまうタイプの方
このタイプの人が注意することは、一人で抱え込む状況を作らない、気持ちの吐き出し口を作ることです。
新しい環境で相談できる人がいなくても、一人で抱え込みすぎることはやめましょう。
我慢し続けて心が壊れてしまうと、そのあと元に戻すまでがすごく大変ですし、体のケガのようになかなか簡単には治ってくれません。
そうなってしまう前に、誰かに相談できるようにしましょう。
もし、頼れる人がどうしてもいなかった場合は、その分のストレスを解消できることを見つけましょう。
・気候や季節の変化が原因で自律神経が乱れてしまうタイプの方
しんどいなと思っている時ほど、楽しめることをしましょう。
お勧めは、体を動かすことです。
体を動かすことは、自律神経の乱れを治すことに効果があります。
ダラダラとしてしまうと余計に憂鬱になってしまうので、ウォーキングやバッティングセンターに行くくらいの簡単な運動を行いましょう。
その他にも、自律神経に作用する漢方を飲んで試してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
4月は新生活や環境の変化の中で、自律神経が乱れてしまうことがありますが、大切なのは一人で悩まない事です。
また気候などが原因で自律神経が乱れてしまう方も、自分一人で解決しようとするのではなく、漢方やちゃんとしたお薬をもらうことも大切です。
ストレスや悩みと上手に付き合って、前に進めるように自分に合った対処法を見つけましょう。
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