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小学校を越境通学にするノウハウ。住環境も教育環境も両立させるなら。
4月。入園・入学・進級・進学・就職と、年度が変わり新しいステージへ1歩を踏み出す方も多いでしょう。
新生活の始まりは、誰にとっても期待と不安が入り混じるもの。
またお子さんを持つ親御さんであれば、お子さんが学校生活に馴染めるか、新しい友達はできるかといった心配も尽きませんよね。
そのため、お子さんにとってより良い教育環境を求めて学区優先で住まいを選ばれる親御さんもいらっしゃいます。
原則として幼稚園・小学校・中学校は、私立へ進学する子以外は自治体が決めている公立校に通うことになるため、道1本挟んで通う学校が異なることも。
しかし公立校の場合、自治体が定めた学区外からの通学が認められる『越境通学』が可能なケースもあります。
それは一体どういう場合なのか?またお子さんが越境通学をする際、住まいはどうするのか?
今回はそのことについてお話したいと思います。
小学校などで越境通学が認められるケース
公立校の場合、親御さんの転勤に伴ってお子さんも転校せざるをえない場合などを除き、卒園や卒業までは同じ学校に通うことになります。
しかしお子さんと周りのお友達の関係がうまくいかずいじめられたり、登校拒否になった場合は、お子さんにとってより良い教育環境になるように違う学校への通学が認められることがあります。
他にも、
・お子さんが何らかの障がいを持っていて、それに対応した特別支援学級を設置している学校に通わせたい
・親御さんが仕事をしていて、自宅のある学区の学校に通わせるより職場近くの学校に通わせる方が都合が良い(緊急時に迎えに行きやすいなど)
・親御さんが仕事で不在にする時間が長く、下校後に実家などで預かってもらうため実家近くの学校に通わせたい
などの事例も、実際に越境通学が認められたケースです。
越境通学をさせる時、住まいのノウハウ
お子さんの越境通学を考える時、大きな悩みとなるのが住まいです。
引越しは時間も労力もお金もかかることですし、長年住み慣れて愛着がある住まいや地域なら尚更引越しはしたくないですよね。
でも先述のような理由の場合は、現在の住まいから引越す必要がないことが多いようです。
反対に、学校を変えずに引越しをすることが可能となるケースもあります。
それはマイホームを購入したり、親御さんの仕事の都合で学区外へ引越したけどお子さんが卒業間近だった場合。
こういった場合は、これまで通っていた学校へ卒業まで通うことが認められることもあります。
小学6年生や中学3年生など、最終学年に在籍するお子さんがいるご家庭で卒業間近に引越し予定のある方は、事前に自治体や教育委員会へ確認しましょう。
必ずしも越境通学ができるとは限らない
越境通学はあくまで、『お子さんにとってその学校に通うことがより良い教育環境といえる』と判断された場合に認められる特例です。
また、公立校はその市区町村や学区内に在住しているお子さんを優先的に受け入れるため、引越しをせずに隣の市区町村へお子さんを越境通学させたい場合、希望の学校が定員オーバーだった際は認められないこともありますので、その点はご注意を。
おわりに
住環境も教育環境も、どちらもお子さんが心身ともに元気に過ごすためには欠かせない要素です。
学区優先で住まい選びをする際は、場合によっては越境通学もお子さんにとってより良い環境を整えるための1つの方法として覚えておくといいかもしれません。
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