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世界一の「お風呂文化」を持つ日本!お風呂へのこだわりとは

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ハイライト

  • 日本独特の風呂文化。お風呂に対するこだわりについてアンケートをとってみた。
  • 半分以上の人がバス・トイレ別と答え、衛生面・利便性を重視していた。
  • 何を重視するかは個々人の意識や技術の変化によって大きく変わるようだ。
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一日の終わりに日本人のほとんどが行う入浴は、禊(みそぎ)の慣習に由来する行為である。

仏教において入浴は、病を退散し福を招くと言われ、日本の代表的古典「枕草子」では蒸し風呂の様子が描かれ、現在では日本各地で温泉が観光の目玉になっていたりと様々な分野に深いつながりを持っている。

また日本人の入浴頻度は高く、そのスタイルも世界から見ると独特で、今や「日本」と「風呂文化」は切っても切れない関係にあるのだ。

そこで今回、お風呂へのこだわりについてアンケートを取ってみた。アンケートの質問と結果は以下の通りである。

お風呂で一番こだわることはなんですか?

お風呂で一番こだわることはなんですか?
・バス・トイレ別:49%
・広さ:23%    
・自動お湯張り機能:19%
・浴室乾燥機がある:9%
      

全体として、現代日本ならではのこだわりが目立つ回答結果となった。まず、最も多かった意見である「バス・トイレ別」派の理由を見ていこう。

「トイレと一緒だと衛生面が気になるのと、浴室の湿気により、備え付けのトイレットペーパーがふやけてしまったり、常備品として置いておくタオルやバスマットが生乾きになってしまうため」
「現在ユニットバスでとても不便なことを感じるのと、清潔な感じがしないので次に引越する際にはバス・トイレ別の物件を選びたいと思っています」

上記の意見に見られるように、ユニットバスは「衛生面」と「利便性」の二つの点から好まない人が多いようである。また大人数の家族で暮らす家庭では入浴中にトイレの使用がはばかられるという点もマイナスポイントとして挙げられており、これらは欧米の文化が流入してきた現代ならではのこだわりといえる。


「広さ」派の意見にはこんなものがある。

「やはりくつろぐことが一番なので、足を伸ばして疲労を回復させたいです」
「あまり広いと掃除が大変なので、ほどほどのスペースがいいです」

お風呂という空間や入浴を「くつろぐためのもの」とし、それに最適な広さが欲しいという理由が多数を占めており、掃除をする際に最適な広さであってほしい、という理由は二番目に多かった。前者には日本人特有の「風呂」に対する意識があらわれており、後者は家事を担うことの多い主婦・主夫層ならではの理由であるといえるだろう。


他二つの自動お湯張り機能や浴室乾燥機を求める人は、以前に比べて発達したその利便性が今の生活には欠かせないと感じているようである。


アンケートの回答をみると、ひと口に「お風呂へのこだわり」といっても様々な観点から見られていることが分かる。

入浴の際にくつろげるかどうか、掃除がしやすいかどうか、他の家事とうまく両立するためにはどうあるべきか。それらのうち何を最も重要とするかは、それぞれの立場やお風呂へ期待、入浴という行為に対する個々人の意識、そして時代が進むにつれて発達する技術によって大きく変わるのである。

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