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二世帯住宅と一世帯住宅購入に対するアンケート
- 広い二世帯住宅と狭い一世帯住宅ではどちらのニーズが高いのか、アンケートをとった。
- 回答はほぼ半々となり、一世帯住宅を選んだ人は自分の空間を大切にしたい傾向にあった。
- 二世帯住宅を選んだ人は、子供の教育の面などを考えている人が多くいた。
住宅を購入は一生に一度の大きな買い物であり、理想のマイホームを持つのは誰もが持つ夢である。住宅ローン減税などで、住宅の購入がお得になっている現在は、住宅購入ニーズも高まっていると言え、マイホーム購入を予定している人も多いのではないだろうか。
そんな夢の住宅を持つとしたら、広々とした二世帯住宅と狭いながらも一世帯住宅どちらのニーズが高いのであろうか。住宅を購入する場合はどちらがいいかアンケートを取ってみた。
アンケートの質問内容と結果は下記の通り。
- 広々とした二世帯住宅と、狭いながらも一世帯住宅、買うならどっちですか?
- ・一世帯住宅:54%
- ・二世帯住宅:46%
一世帯住宅を買うと答えた人の意見は次のようになっている。
「掃除の手間を考えて、部屋数が少なく狭いほうが掃除がしやすく、ゴミの出る量も少ない。また、狭いほうが便利に使えて快適であるから。」
「二世帯住宅では、親子と言えども問題が発生する可能性があり、同居は疲れてしまう。」
「帰宅時間などで騒音を立てる心配があり、気を使って生活をしなければならず、親との同居は考えたことがない。」
「一世帯住宅だと、自分のライフスタイルを楽しめ、思い通りの空間を作ることができるため。」
一方、二世帯住宅を買うと答えた人の意見はこのようになっている。
「広いほうが快適に過ごすことができ、将来的なことを考えると二世帯住宅のほうが便利である。」
「共有したスペースを持つと、親も喜ぶことができ、子供の面倒を見てもらうなどのメリットがある。子供にとっても、祖父母と触れ合うことができ、成長のためにも役立つ。」
「二世帯住宅では、プライバシーも尊重できる造りになっており、広々とした空間は開放感があり、のんびり生活できる。」
「二世帯住宅にすると、いざという時に親を頼りにでき、子供を残して家を空ける際なども面倒を見てもらえるため安心できる。」
「同じ値段であるならば、広い二世帯住宅のほうがよい。荷物が増えたときにも対応でき、友人などをたくさん招くことも可能である。」
「広い住宅の場合は、将来様々なパターンに対応することが可能であり、二世帯でお互いに住みやすい空間を作ることができるため。」
一世帯住宅が選ばれた理由としては、気兼ねない生活が送れ自分たちの生活ペースや生活空間が守れることがあげられる。二世帯住宅ではプライバシーを尊重しつつも、子供の教育や将来を見据えた設計が重要視されており、共有スペースを持つことによって得られるメリットなどプラス面が大きく取り上げられている。二世帯の家族の親密さも住宅選びに影響していると言える。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年3月31日~4月1日
- 有効回答数:100サンプル
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