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広さか新しさか、賃貸物件選びの様々な事情
- 賃貸物件選びのポイントについて、築年数と広さどちらを重視するかアンケートをとってみた。
- 半々に回答が分かれる結果となったが、賃貸があるがゆえに広さを重視する声が多かった。
- 築年数を選んだ人は、震災の影響からか耐震性を心配しているようであった。
仕事の都合や新生活を始めるにあたり、住まいに賃貸物件を利用する人も多い。学生や単身者、家族でなど利用形態も様々だが、物件そのものもニーズに合わせて多種存在する。
立地や利便性だけでなく、新築や中古、広さや設備など、選ぶ際のポイントは多くある。何を基準に何を優先して賃貸物件を決めるのか、それは利用する人の考えや用途によってそれぞれ違ってくる。
そんな賃貸物件で重視するポイントについてアンケートをとってみた。
アンケートの質問内容と結果は下記の通りである。
- 賃貸物件をえらぶ際に築年数と広さ、どちらを重視しますか?
- ・広さ:47%
- ・築年数:53%
結果的に半々に回答が分かれた。どちらも賃貸物件の選択基準として重要ではあるが、偏りをみせなかったのは意外な結果である。しかしながら、それぞれの回答には特徴があり納得できるものでもあった。
「一人暮らしなら築年数重視、結婚し子供もいるので広さを重視したい」
「分譲であれば築年数を重視、賃貸なら引っ越せば良いので自分の暮らしに必要な広さを重視する」
「広い方がのびのびと暮らせ、築年数が進んでいても快適に住める」
「広さ」と回答した人に共通するのは、賃貸であるがゆえに、より広さを重視するというものだった。家族など同居人数や、荷物の収納を考えて、最低限の広さが必須になっているのだろう。仮に築年数が古さとして問題になるならば引っ越せばいいという意見も多かった。
それに対して「築年数」と答えた人には下記のような回答がある。
「知らない人が住んだ後の部屋で生活をすることが考えられないため」
「築年数により耐震基準や設計に大きな差がある。断熱効果や強度は長年住むことになる物件の選択にはとても重要」
「耐震が気になるのとやはり築年数が古くなってくるとゴキブリなどの虫がでやすいと思う」
回答によると震災の影響からか耐震性をあげる意見が多かった一方で、衛生上の理由や設備の古さからのメンテナンスを問題にする意見があった。長期間住み続けることを前提にした人や、もともと広さを求めない人なども含まれている。
アンケートの回答を見ると、「広さ」と「築年数」では立場や利用状況によって大きく分かれる結果となった。耐震性を重要視する意見が多くあったのは震災の影響からであろう。
「広さ」を重視する人も新しい物件の方がいいと思う一方で生活する上での必要な広さはゆずれないようだ。
全体的には、より新しい物件の方が良いと考えられているが、主に生活に必要なスペースによって選択基準が違うという結果となった。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年3月1日~3月13日
- 有効回答数:100サンプル
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