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最近は干渉しない時代。隣人トラブルについて
- 近隣トラブルがニュースになる事が多いが、実際に経験したことはあるか聞いてみた。
- はいと答えた人は4分の1で、騒音問題が大部分を占めていた。
- いいえと答えた人はお互い干渉しないことでトラブルも起きないといった例が多かった。
昔は近所で普段から顔を合わせて挨拶をし、何かあればお互いお世話になりながら生活をしていたので近隣トラブルもなかなかおこりにくい関係があった。
しかし、最近はマンションやアパートで一人暮らしをする人が増え、隣に住んでいる人を知らなかったり、些細なことから近隣トラブルになりニュースで報道される事件にまで発展するケースが増えている。
そこで、近隣トラブルを実際に経験した人がどのくらいいるのかアンケートをとってみた。
アンケートの質問内容と結果は下記の通り。
- 賃貸物件に住んでいる方で、隣人トラブルに遭遇したことはありますか?
- ・はい:25%
- ・いいえ:75%
「はい」と回答されたからは25%と多くはなかったが、「はい」と回答された方の理由のほとんどが騒音によるトラブルだった。
「隣の人がよく家で飲み会を開いていて、その音が非常にうるさかった。夜中だったので注意しに行ったら、嫌がらせで更にうるさくされて大変でした。連日続き、引っ越しました。」
このように、騒音を注意したらさらにうるさくなって状況が悪化するケースがあり、個人で解決するのが難しいケースも発生している。また、学生など生活リズムが違う人が近隣にいるとトラブルがおきやすくなっているようだ。また、勝手に部屋に入っているという驚くようなトラブルもあり、少数でも大きなトラブルを実際に経験されている人がいる。
一方、「いいえ」と回答された方からはこんな理由があがっていた。
「両隣にはなるべく積極的に顔を合わせるようにして、なおかつ先手先手で自分を有利に持っていくように心がけているので、隣人関係は良好。」
「近隣トラブルに遭遇したことはなく、時々同じマンションの住人とあいさつは交わしますが、隣にどんな人が住んでいるかも知らないです。」
「いいえ」の理由を見ると、お互い干渉しないケースと普段から接していて良好なケースの2つに分かれている。これはまったく両極端な理由で、普段から挨拶をしたり近隣の住人と交流を持っているとトラブルがおこりにくいが、お互いが普通の生活をしていれば干渉しなくてもトラブルが発生していないようだ。
アンケートの結果を見ると、近隣トラブルを経験している割合は多くはないが、昔と比べてお互い干渉しないことでトラブルが発生していないと言う理由がわかった。
また、近隣トラブルにあった中で注意したほうがさらに被害を受けて引っ越さなくてはいけないケースがあり、新しく住むときには近隣の情報も知ってから決める時代になっているようだ。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年4月21日~4月22日
- 有効回答数:100サンプル
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