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「住めば都」か、田舎暮らしと都会暮らし
- 定年後、田舎と都会どちらで暮らしたいと思っているかアンケートをとってみた。
- 結果はほぼ半分になり、田舎派の人は自然や人の暖かさに魅力を感じているようだった。
- 都会派のひとはやはり、都会ならではの便利さに魅力を感じていた。
おしゃれな都会暮らしと、ゆったりとした田舎暮らし。最近「スローライフ」や「脱サラ」といった単語を聞くことが多く、田舎暮らしがブームになっていたこともあり、定年後は田舎でのんびりと落ち着いて暮らしたしと考えているサラリーマンは多いようだ。
一方田舎に生まれ育った人にとっては都会暮らしは永遠の憧れ。ドラマや漫画でみる、スタイリッシュで流行の最先端を行く生活を味わってみたいと考える人は多いだろう。
実際に世間一般ではどちらが多いのか、アンケートをとってみた。
アンケートの質問内容と結果は下記の通り。
- 便利でスタイリッシュな都会暮らしと、のんびりまったり田舎暮らし、どちらを選びますか?
- ・都会暮らし:49%
- ・田舎暮らし:51%
なんと、結果はほぼ半々。まず田舎暮らし派の意見はこのようになっている。
「自然の中で暮らすことが、人本来の姿だから」
「田舎は家族の絆が強く、近所付き合いも多くある。都会は冷たい」
やはり自然や人とのつながりを大事にしたい人が田舎暮らしを希望するようだ。近代化が進みすぎた都会では息苦しく、気づかれしてしまうことも多いけれど、田舎では自分らしく暮らすことができるという意見が多くあった。
アンケートの中では「田舎は不便ではない」という意見も多数出た。田舎はなにをするにも不便、というイメージがあるが、最近はインターネットが発達しているのでどこに住んでいても最新の情報をキャッチすることができる。またインターネットショッピングを利用する人も年々増えているので、買い物に気軽に出かけることのできない田舎でも、インターネットにアクセスさえできればショッピングを楽しむことができる。
都会暮らし派には次のような意見がある。
「都会のほうが公共交通機関が充実しているから便利」
「田舎独特の人間関係や外土地に馴染むまでが苦労しそう」
都会に住んでいたほうが欲しいものがすぐ手にはいるので便利という答えが多かった。田舎では電車やバスが少なく、車を持っていないと移動も一苦労だが、都会ではほとんど待たずに電車やバスにのることができる。
また、田舎派では長所として上げられていた「人間関係」が、短所として上がっていることにも注目したい。その土地のしきたりや家族の伝統などは、新しく外部からきた人には馴染めないだろう。自分の生まれ育った田舎ではなく、転勤や結婚などで見知らぬ土地に引っ越すことを考えると、結構大変かもしれない。
アンケートの結果もほとんど半数だったことをみてもわかるように、田舎暮らしと都会暮らしは一長一短でそれぞれの好みに寄ってくるようだ。
東日本大震災によって、被害を受けた東北は殆どの場所が属にいう「田舎」であるが、復興支援のボランティアなどで多くの人が被災地に足を運び、田舎の良さを再発見している。
また、九州新幹線の開通や飛行機・長距離バスの路線の拡大も近年では進み、地方から都会にくる旅行者の数も増えてきているようだ。「住めば都」という言葉があるように、一度住んでしまえば意外とそれが自分に合っていることがわかるかもしれない。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年3月31日~4月1日
- 有効回答数:100サンプル
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