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お寺と神社に対する感覚の違い
- お墓付きのお寺と狛犬付きの神社と購入するならどちらがいいか、アンケートをとった。
- 6割の人が神社と答えたが、やはりお寺には怖いというイメージが強いようだった。
- お寺派の人は、お墓がある事に対して、将来の安心感を得ているようだ。
日本人は宗教に対してあまり関心がなく、お寺と神社に対しての感覚も人によってさまざま違っている。
そこで、もし、お寺か神社かどちらかを購入しなければならないとしたら、人はお寺や神社のどんなところに違いを感じるのか、どんな部分が自分にとってプラスだと思うのか、あるいはマイナスだと思うのか。どちらを購入するのが自分にとって納得できるのか、などで現代の日本人の感覚を知るために、アンケートをとってみた。
アンケートの質問内容と結果は以下の通りだ。
- お墓付きのお寺と狛犬付きの神社、購入するならどちらですか?
- ・お寺:40%
- ・神社:60%
神社の方が購入したいと答えた人が多くなった。
やはりお寺にはイコール墓やお葬式や読経、お線香といった地味なもの、あるいは「死」から連想される恐怖を感じる人の方が多く神社よりお寺は敬遠される傾向があるようだ。
「住職さんが居るので安心」
「お寺のほうが雰囲気的に落ち着くからです」
と、お寺派の中にはお寺は怖いというより、安心で落ち着く場所だ、お墓が横に付いていればさらに管理もしてもらえるので安心だとする意見がある。
一方、
「お寺の隣で暮らすのは怖いです」
「お墓は幽霊が出そうな雰囲気で怖いイメージ」
と神社派は、お寺や墓に対してマイナスイメージがある。
また神社派は、「死に関することよりも、生や望みを叶えるという感じの神社のほうがよく思えた」と死後のことよりも今現在生きていることを重点的にした考えで選んでいる。
反対にお寺派は、
「死後のことを考えると、自分が入れるお墓があるほうが安心できると思うため」
「お墓というのは、亡くなったあとの家のようなもの。一生ものだから大事にできそう」と、自分の死後のことをイメージして、さらには亡くなった後に自分の家族が困らないようにお墓があったほうが安心であるし、さらにはそのお墓のご縁で地域の人たちとお盆などにコミュニケートできると言っている。
狛犬については、お寺派は「狛犬の意味がわからない」としているが、神社派は「狛犬は守ってくれる。狛犬は守り神」とたいへん良い印象を持っている。
お寺派も神社派もその歴史や宗教的な意味合いではなく、好き嫌いがあるようだ。正直現実離れした質問ではあるが、日本人が神社とお寺に対して感じているイメージを伺うことができた。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年3月1日~3月13日
- 有効回答数:100サンプル
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