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部屋を借りる際の意外な落とし穴とは!?
- 部屋を探す際に注意すべき事を調べる為、家選びで後悔したことがあるかアンケートをとった。
- 回答は“いいえ”が上回ったがほぼ半々の結果となった。
- “はい”と答えた人は周辺環境より内装等を考慮し、後々後悔している傾向がみられた。
賃貸の物件を借りる際、人は様々な条件やこだわりを持って部屋を選ぶものだ。
しかし、なかなか条件に合った部屋が見つからず、妥協して部屋を選ぶこともある。逆に自分が考えていた条件は満たしていたが、住んでみたら不便なことが出てきたりと何かと問題が生じることが多いのも賃貸物件の特徴と言える。
部屋選びは生活をする拠点を決めることであり、とても重要なため、失敗はなるべく避けたいが、実際失敗した人はどれくらいいるのだろうか。部屋を借りて後悔したことがあるかどうかアンケート調査することで、賃貸物件を選ぶ際に注意しなければいけないことを探ってみた。
アンケートの質問内容と結果は下記の通りである。
- 部屋を借りて後悔したことはありますか?
- ・いいえ:55%
- ・はい:45%
この結果から、約半分の人は部屋を借りて何らかの後悔をしたことがあることが分かった。一方で、半数以上の人が納得のいく部屋選びを出来ているとも言える。
まず「いいえ」と答えた人の意見を見てみたい。
「まだ人生で一度も部屋を借りたことがないので、一度は部屋を借りてみたいと思っています。」
「初めて家を離れたばかりだったため、比較対象がなく不便があってもこんなものか、と思っていた。」
など、部屋を借りた経験がそもそもない人や、部屋を借りた経験が少なく、比較できずに後悔するまでもない人が「いいえ」と答えた人の中に多かった。
それ以外で、「いいえ」と答えた人の意見を見ると
「家賃、駅からの近さ、立地ともに納得のいった部屋を選んだので、後悔しなかった。」
「不動産に精通しているので後悔するような選択をしたことがありません。」
といったように、部屋だけでなく、周辺の情報や様々な条件を検討して物件を選んでいることがわかる。
一方で、「はい」と答えた人の意見を見てみると
「部屋はきれいだったので決断したが、周辺の環境もじっくり選ぶことが大事だと思った。」
「部屋は新築で良かったのですが、周辺の住人に難アリな場所でした。」
というように、部屋自体は良くても周辺の環境や隣近所の住人に問題があり、後悔をする人が多いことがわかる。
他にも、「賃貸アパートでも壁が薄かったり、天井から振動がすごかったり、日当たりが悪くて日中でも電気を付けていないといけなかったりと完全に満足したという賃貸物件はなかなかであったことがないです。」というように、見た目ではわからない部屋の問題に後悔しているケースもあった。
このアンケートから、賃貸物件を借りる際に、部屋の内装へのこだわりを持っている人は、周辺の環境を考慮せずに部屋を選んでいる人が多く、住んでから周辺環境に問題点があり後悔していることがわかった。逆に、部屋だけでなく、周辺の自分の生活に関わる環境も考慮して物件を選んでいる人は後悔することが少ないと言える。
このことから、賃貸の物件探しでは、価格や部屋の見た目や間取りだけでなく、周辺環境を考慮することが後悔しない物件選びのポイントであると言える。さらに、できれば近隣の住人の情報もある程度大家さんに確認することも後悔しないためのポイントである。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年2月7日~2月13日
- 有効回答数:100サンプル
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