引越し

アンケートで予想される住居に求める条件が増えていく可能性

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ハイライト

  • どういう住まいなら快適に過ごせるか、重要視する条件についてアンケートをとった。
  • 新築、家賃の安さ、日当たり、駅チカを重要視している人がそれぞれほぼ同数であった。
  • 時代の流れと共に、一般的といえる住居の条件は今よりも増えていくことが考えられる。
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住居を選ぶにあたって誰もが重要視する要点はおおよそ共通している。

最寄駅までの距離や日当たり、間取りなどは家賃にも直接結びつく。家賃は重視される場合がほとんどであるため、一般的に住居を選ぶ際に確認する点はおおよそ決まっているといえる。

しかし、本当に重要視する要点は一般化しているのだろうか。また、どの条件を一番優先するのだろうか。住むにあたってどのような点を重視するのかアンケートを取ってみた。

アンケートの内容と結果は以下のとおりである。

あなたが住むにあたってどういう住まいなら快適ですか?

あなたが住むにあたってどういう住まいなら快適ですか?
・新築物件:19%
・家賃が安い:19%  
・南向き:18%        
・駅が近い:18%
・ウォークインクロゼット付:10%
・インターネット無料:8%
・コンビニが近い:8%

一般的な住居の価値観通り、日当たりや駅が近いことなどが重要視されている。しかし、そこには家賃が安いということを重要視している回答者も多い。住居に望まれる条件が満たされている場合、家賃も高くなるというのが一般的である。

この結果から回答者は家賃が安いことを重要視する場合と物件の立地や状態などを重要視する回答者に分けられそうである。まずは家賃が安いことと回答した回答者の意見を見ていきたい。

「納得のいく部屋が見つかったとしても、家賃が高ければ長くその部屋に住み続けることはできない」
「お金は貯めたいので、安いにこしたことはない」

かなり長く住むことを考えての回答が多い。交通の便などの利点も認めているが、賃料以上の要素にはなり得ないようだ。


次に新築物件や南向きなどを重要視した回答者の意見を見ていく。

「いくら家賃が安かったり駅から近かったとしても暗く古い家は選ばない」
「住みやすさなどの影響があると思う」

健康や精神面での住環境からの影響を重視している回答が多い。確かに家賃が安かったとしても、健康面に影響するような環境で暮らす気にはなれないという意見も恐らくではあるが多いだろう。

全ての要素が必要だという意見も見られず、やはり住居の住環境を優先する場合と金銭的な条件を優先する回答者に分けられた。そのほかの回答でインターネット無料がある。全体数からすれば少なく一般的とは言えないが、希望する利用者もいるということである。

おおよその住居に望む条件は共通していたようであるが、住環境以上に賃料を重要視する回答者も他の要素と同じかそれ以上にいることが明らかとなった。

希望者は少ないがインターネット無料を望む回答者も複数見られた。このように以前は無かった希望が今後増えていくのであれば、一般的といえる住居の条件は今よりも増えていくことが考えられる。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2014年2月7日~2月13日
  • 有効回答数:100サンプル
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