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買う
一戸建てとマンションから見る近所付き合い
- 住宅購入について、マンションと一戸建てどちらを購入したいかアンケートをとってみた。
- 約7割の人が一戸建てと答え、理由として住宅環境の自由度を挙げていた。
- それぞれで人間関係に対する捉え方に違いがあるという面白い結果となった。
住まいの購入は多くの人にとって、人生で最も大きな買い物であると言われている。
その価格を理由に買い替えなどはほとんどないだろう。購入を決定する際には、普段の消費活動では見られない理由があると考えられ、家族もすでにいて、個人の買い物ではないこともその理由になると思われる。
家族を持っている方がこれからの住まいを考える場合、一戸建てやマンションなどの色々な選択肢がある中でどのような理由でどのように決めているのだろうか。
以上の疑問を明らかにするために、一戸建てとマンションのどちらを購入したいかということについてアンケートを取ってみた。
- 一戸建てとマンションだったらどちらを購入しますか?
- ・マンション:31%
- ・一戸建て:69%
7割の人が一戸建てを選ぶ結果となった。
マンションは交通のアクセスや立地に優れている場所に建てられていることもあるが、上記結果になった理由は以下のような意見がある。
「周りとの付き合いや騒音の関係を考えると一戸建ての方が良い」
「マンションの1つの出入り口から、住人みんなが出入りするのが嫌」
共通しているのは自分の住居に住む環境の自由度についてのようだ。騒音については、自分の家の中でのふるまいはできるだけ自由にしていたいということだろう。毎日のように近隣の住民と顔を合わせなくてはならないという環境を嫌う意見について、自宅というのは外部の人間関係からは切り離され家庭独自の人間関係が存在していることを考えると、近隣の住民との距離を置きたくなると思われる。
一方でマンションを購入したいと答えた人の回答には以下のようなものがある。
「近所づきあいがとてもいいのがマンションの利点」
「マンションであれば管理人がいるためセキュリティー面での安心がアップすること」
マンションを購入したい人は近所づきあいに積極的で、大勢でいることのメリットを大きく感じているということがいえそうだ。一戸建てを希望する人に対して日常生活に重要な人間関係を広くとらえている可能性がある。また、セキュリティーに対しての関心があり、管理人がいることによるセキュリティーの高さだけではなく、顔を多く合わせることによる共同的な意識が高まることによる防犯の効果が期待されているのだと考えられる。
アンケートの結果を全体的に考察してみると、生活の中での人間関係に対するとらえ方に違いがあるようだ。近隣住民との密な人間関係を想定している場合にマンションを選ぶといえる。逆に一戸建てでは近隣住民との間にある程度の距離を置いた状態での生活を仮定しているといえる。
割合的には一戸建て希望が高く、7割にもなっていることを見れば、7割という過半数の人が近隣住民との関係について、ある程度の距離を置いたうえでの生活を望んでいることが考えられる。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年2月7日~2月13日
- 有効回答数:100サンプル
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