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沖縄の迷信あれこれ!根拠はないけど面白い言い伝え8選!

沖縄のビーチとシーサー

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世界中の様々な地域にある迷信。

「猫が顔を洗うと雨が降る」や「雷様がオヘソを取りに来る」など、根拠は無いけど面白い言い伝えが沢山あります。多くは科学的根拠がありませんが、中には暮らしにまつわる理にかなった迷信もあるんです。

そんな中でも今回は、沖縄県に伝わる「根拠はないけど面白い迷信」をご紹介します。

沖縄の迷信①:豚小屋で驚いてはいけない。必ず魂が抜ける。

豚

沖縄料理は豚肉無しでは成り立たない程、県民の食文化に定着しています。

そんな県民に愛される豚ですが、豚小屋にまつわる迷信がいくつかあります。

「豚小屋で驚いてはいけない。必ず魂が抜ける。」の他にも、

・豚小屋にツバを吐いてはいけない。貧乏神に憑りつかれる

・豚小屋に落ちてはいけない。一寸法師か石男・石女になる。

・夜道で化け物を見たり驚いた際は、豚小屋に行って豚を殴り鳴かさなければならない。

などがあります。

それにしても最後の豚を殴る迷信に関しては、少々豚に同情してしましまいますよね。

沖縄の迷信②:ヤーヌヌーシ(家主)の生まれ年に建築してはならない

大工さん

沖縄では家主の生まれ年にお家を建てると、不幸が訪れると言われています。

特に世帯主の生まれ年は避けた方が良いとされ、設計士にその様なアドバイスを受ける場合も。

しかし厄年や生まれ年を避けると、建築が10年後になる事もあるそうです。

その他にも

・三隣亡(さんりんぼう)に家を建築してはいけない。

・新築の時に、角のある動物を料理してはいけない。

といった建築にまつわる迷信があります。

沖縄の迷信③:妊婦がタコを食べると、指が5本以上ある子どもが産まれる

タコのイラスト

タコに関する迷信は、沖縄県以外でも

・妊婦がタコ・イカを食べると流産する

・妊婦がタコを食べると、イボがある子どもが産まれる

・妊婦がタコ・イカといった軟体動物を食べると、体のグニャグニャした子どもが産まれる

といった迷信があります。

しかしどれも科学的根拠はなく、むしろタコは妊婦さんにおススメの魚介類なんです。

タコは水銀の含有量が少なく、妊娠中でも安心して食べられますよ。

沖縄の迷信④:キジムナーと漁に出ると、たちどころに舟が魚であふれる

キジムナーのイラスト

キジムナーとは、沖縄諸島周辺に伝承されている妖怪で、ガジュマルの木の妖精とされています。

体中が真っ赤、あるいは赤髪の子と伝えられ、人間と共存するご近所さん的な存在の妖怪です。

そんなキジムナーですが、魚介類を主食とし、特に魚の目玉(左目)が大好物なんだそうです。自ら海へ潜って漁をする事もあれば、人間の舟に乗り込んで漁を手伝う事も。その為キジムナーと漁にでると魚が大量にとれますが、全ての魚は好物の目玉が無い状態なのだそうです。

また基本的には友好的で人間と敵対する事はありませんが、住処であるガジュマルを切る、キジムナーを裏切るなど、ひとたび恨みをかうと徹底的に祟られます。

舟を沈められて溺死させられる事や、目玉をくり貫かれるといった恐ろしい言い伝えも。

キジムナーと出会った際は、嫌われない様にしたいものです。

沖縄の迷信⑤驚くとマブイ(魂)が落ちる

魂が抜けるイラスト

沖縄では事故にあった際や驚いた際に、マブイ(魂)が体から抜けて落ちてしまうという言い伝えがあります。

現在でも一般的に言われており、驚いた場所・事故にあった場所で魂を体に戻さなければなりません。

マブイ(魂)が体から抜けると、不幸が訪れる事や病気になる事があると言われており、早急に体に戻さなければならないのです(これを「マブイグムイ」と言います)。

またマブイ(魂)を体に戻しても悪い状況が続く場合は、ユタ(沖縄のシャーマン)に依頼して正式な「マブイグムイ」をしてもらう必要があります。

沖縄の迷信⑥:猫の交尾を見てはならない。ハゲ頭になる

寝てる猫

猫に関する迷信は世界各地にあります。

・黒猫が目の前を横切ると不幸が訪れる

・猫が顔を洗うと雨が降る

・玄関に猫がいると、縁起が悪い

・猫の尻尾でまぶたを擦ると、ものもらいが治る

といった、天候・運・健康に関する猫の迷信が様々。

どれも科学的根拠はないので、愛猫家の皆さんは安心して下さい。

沖縄の迷信⑦:「チョーチカ、チョーチカ、チョーチカ」と三回唱えると地震が収まる

地震のイラスト

どこかで大きな地震がおこると、「チョーチカ、チョーチカ、チョーチカ」と三回唱えると地震が収まるという、古くから伝わる沖縄のおまじないです。

しかし場所によっては「シカ、シカ、シカ」や「チョウチカチカ、チョウチカ、チョウチカ」など、言葉にも若干差があります。

ちなみに「チョーチカ」とは方言で、沖縄県浦添市にある経塚(きょうづか)という地名の事をいい、経塚に伝わる古い民話が元になったおまじないのようです。

沖縄の迷信⑧:デイゴの花が見事に咲けば咲くほど、台風の当たり年になる

デイゴの花

沖縄県の県花であるデイゴ。

春から初夏にかけて咲かせる鮮やかな真っ赤な花が特徴的で、昔から「デイゴが見事に咲いた年は台風の当たり年になる」と言われています。

また「赤とんぼが低空飛行すると台風が来る」とも言われており、科学的根拠はありませんが意外と当たる事も多いんです。

沖縄の迷信⑨:くしゃみをするとクスケーと叫ぶ

沖縄の人はくしゃみをすると、その隣にいる人が「クスケー」と叫びます。

なぜクスケーと叫ぶのかと言うと・・・。

くしゃみをすると魂に隙ができ、その隙を狙って悪霊が入ってしまうという迷信があります。

そこで、くしゃみをした隣の人が「クスケー」と呪文を唱えます。

呪文を唱えることで悪霊が入ってしまわないと言われているのです。

「クスケー」の意味は英語の「Breath you」くそ食らえという言葉から来ているようです。

ついつい知らない人がくしゃみをした時も、「クスケー」と叫んで恥ずかしい思いをした方もいるのだとか・・・。

それほど、沖縄の人に浸透している迷信の一つです。

まとめ

いかがでしたか?

沖縄のみならず世界中にある迷信。科学的根拠がないものから、先人の知恵がつまった言い伝えまで様々です。

中には嘘のような本当の話もあるので、気になる方は是非調べてみてはいかがでしょうか。

面白い発見ができるかもしれません。

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