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住宅設備
現時点でのオール電化の普及率
- 現在注目されているオール電化の普及率について調べてみた。
- オール電化の家に住んでいる人は16%となり、意外にもオール電化は進んでいた。
- 住んでいない人の意見でもオール電化に対する期待の声が多くあげられた。
家で消費されるエネルギーを全て電気でまかなおうというのがオール電化である。一部の電気を自家発電することにより環境に優しく、深夜帯の電力を利用することにより安く抑えられるというのが一般的なメリットだ。加えて、使用するエネルギーを電力のみに集中することができるので、ガスの基本料金やそもそものガスの配管が必要なくなる。
特に近年は環境の保全が叫ばれる中で、オール電化の住宅は時代に合っているようにも思われる。
しかし、現時点ではどの程度オール電化が普及しているのだろうか。
アンケートの質問内容と結果は以下の通りである。
- 現在、オール電化の住宅に住んでいますか?
- ・いいえ:84%
- ・はい:16%
回答者の内の84%がいいえを選んだ。しかし、以外にもオール電化の普及率は進んでおり、16%の回答者はオール電化の家にすでに住んでいるのである。
はいをえらんだ回答者の声をきいてみると、以下のようなものがあった。
「光熱費にガス代がいらないので経済的」 「非常に効率のよいエネルギーの使い方だというイメージがあります」
やはり、オール電化の大きなメリットの1つであるガス料金の不要がある。経済的な理由でのオール電化の導入は現在住んでいる利用者からみても大きいようである。
現時点での利用者は初期の導入者といえるだろう。エネルギーの効率としてイメージが良いためと回答しているのであれば、取りあえず実際に住んでみて効果を見るということだろう。このことからもオール電化の導入がまだ初期の状態にあるといえる。
一方の、いいえを選んだ方は以下のような意見を持っていた。
「実際にどんなものがどのように変わるのかよくわからない」 「停電になった時に大変そう」 「いろいろ便利なのだろうなと思うくらい」
様子見をしようというのが共通しており、オール電化についての詳細は充分に知られていないようだ。
停電になった場合を心配する声もあった。震災の影響もあり、エネルギー面でのライフラインが断たれてしまうことが心配されている。しかし、オール電化のメリットが否定されているわけではなく、興味や関心こそ薄いがオール電化のメリットを期待する声も多い。
初期の導入の状態として決して低くは無いと思われるが、オール電化に踏み切れない状態が多数である。その原因として情報の不足がある。よって、今後の導入の進行はオール電化の詳細についてどれだけ理解されるかにかかっていると考えられる。また、採用を検討していない場合にも導入をするメリットはイメージとして伝わっているため、次の段階として実際のデータが公開されることが望まれる。
アンケートをした中で震災への不安の声があったが、電力の供給が止まった際にどのような対策を取るべきか提案することで導入に踏み切る家庭もあるのではないだろうか。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年2月7日~2月13日
- 有効回答数:100サンプル
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